髪が長くてなかなか乾かない。
髪が傷みすぎて全然乾かない。
乾かすのに10分以上かかってしまう・・・。
鏡の前でドライヤーをかける時間って、時間がもったいなく感じますよね。
早く終わらせたいのに全然乾かなくて、イライラしてしまったり。
そこで今回は、髪を早く乾かすための乾かし方や、道具をお伝えいたいと思います!
Contents
乾きにくい髪の毛ってどんな髪の毛?
髪の毛が乾きにくいのはなぜか?
もちろん、髪の毛が長い、毛量が多い。
など、色々ありますが、髪の毛には乾きやすい髪質、乾きにくい髪質があります。
髪の毛の太さで言えば、細めの髪質、普通の髪質、太めの髪質。
癖毛、剛毛、猫っ毛、直毛。
この中で乾きにくい髪質というのは、太めの髪質、癖毛、剛毛の髪の毛。
なぜ乾きにくいのでしょう?
それぞれの髪質に合わせて説明します。
太めの髪質と剛毛は同じ理由です。髪が太く剛毛な人は髪の周りにある脂質の量が細い人に比べて多くあります。
この脂質がたくさんあることで髪が乾きにくくなるのです。
この脂質というのは、先天的なものがほとんどですが、市販のシャンプーでもなる場合があります。
市販のシャンプーやトリートメント、オイルは髪の毛をまとめようと油が多く入っているのです。
その油が髪にまとわりつくと、髪が太くなくても乾きにくくなります。
では癖毛の人は?
癖毛の人の髪の毛が乾きにくいのは、癖毛によって髪の毛の間に隙間ができにくいから。
隙間ができにくいと、ドライヤーの風も通りにくくなるのです。
癖毛の人の対策としては、速乾成分の入っているシャンプーや、オイルを使うこと。
商品にもよりますが、乾くのが早いもので、10%〜20%乾くのが早くなります。
もしくは縮毛矯正をかけるのも一つの手ですね★
そして、すべての人の髪の毛は2種類に分けられます。
その特徴を次の章で見ていきましょう!
乾きにくい髪質の撥水毛
撥水毛と言って、撥水毛は水分を弾きやすく、トリートメントや、ヘアオイルなどの栄養成分が内部に届きにくい髪質です。
撥水毛は元々内部に水分量が少なく、髪内部の水分量が下回ると、乾燥しパサつき始めます。
そのため、しっかりと髪の毛が水分を含んだとき、水分を逃がそうとしないため、乾きにくくなります。
撥水毛を見極める特徴は、
- 髪質が硬い
- ハリ・コシの強い髪質
- 1本1本が強く、硬毛
- 髪の毛が直毛
- バージン毛(健康毛の事。生えてからそのままの状態)
1つでも当てはまる方は撥水毛です。
撥水毛が乾きにくい原因は髪の毛1本の周りを覆ってる脂質。
撥水毛は脂質がしっかりと覆われている状態なのです。
そのため、ヘアオイルやトリートメントのつけすぎで、髪の毛がベタつき、乾きにくくなってしまいます。
ヘアオイルや、トリートメントのつけすぎに気をつけましょう!
水分を含むが乾きやすい吸水毛
吸水毛は、水分を吸収しやすい髪質です。
梅雨時期になると、空気中に水分を吸収しやすく、まとまりずらくなったり、髪が広がったりする。
この現象が強く起きる方は吸水毛と言えます。
吸水毛の特徴は
- 髪の毛が細く、絡まりやすい
- 指通りが悪い
- カラーやパーマを繰り返している
- 猫っ毛
- 切れ毛が多い
- 雨の日は髪がまとまらず、広がったりうねったりする
吸水毛はカラーやパーマを繰り返し行う事で、髪の毛のまわりの脂質がなくなり、水分を吸収しやすくなっている状態です。
吸収はしやすいですが、水分も逃げやすく、そのため、乾きやすいです。
乾かしたあとはパサつきや、絡まりがあるのも特徴です。
その対策としては、トリートメントや、ヘアオイルをしっかりつける事。
そして、しっかり根元から乾かす事です。
トリートメントや、ヘアオイルで髪の周りに油分を張り、無くなってしまった脂質の代わりをしてくれます。
そうする事で、髪の毛を乾かした後もパサつきや広がり、絡まりなども防げます。
ですが、私のお客様のなかに、とても髪の毛が痛んでしまった方がいて、そのお客様の髪の状態は、完全に吸水毛の状態なんです。
ブリーチのしすぎで、髪の毛のまわりの脂質どころか、キューティクルまで破壊されてしまった状態・・・
吸水毛が乾きやすいと言えど、ここまでダメージをしてしまうと、話は別です!
過度にダメージを受けすぎた髪の毛は、水分を逃そうとせず、全く乾きにくくなるのです。
ここまでくると、吸水毛の域をこえているのでどうしようもありません・・
髪の毛をキレイに早く乾かすには髪の毛がある程度健康でないといけないのです。
なのでヘアケアもしっかりと頑張りましょうね!
ヘアケアについてもっと知りたい方はこちらの記事も参考にしてください!
自分がどっちの髪質の状態かわからない場合は、担当の美容師さんに聞いてみるのもいいですよ!
まずは乾かし方の手順を知ろう!
乾かし方の手順を変えるだけで、乾く時間が短くなるのをご存知でしたか?
その乾かし方の手順をご説明します。
- まずは乾かしにくい襟足から乾かします。
- そのまま襟足から上に上がって、後頭部の内側を乾かす。
- そのまま後ろ側の表面を乾かしていきます。
- 後頭部がある程度乾いたら、前方から横の内側を乾かします。
- そのまま表面まで乾かしていきます。
- 内側からある程度乾いたら、表面を乾かしていきます。
- これで全体的に乾いたら後ろ側からドライヤーをあて、顔側に向けて顔の内に入れるように、風を当てていきます。
- 最後に冷風で全体的に風を当てたら終了です。
普通に乾かそうとすると、襟足や後頭部の内側が乾きにくく、そのまま半乾きで寝てしまう方も少なくありません。
ですがそのまま内側が半乾きのままで寝てしまうと、枕の摩擦で内側だけ傷むこともあります。
そうすると、髪の毛は広がりやすくなってしまったり、傷みやすくなってしまうので先に乾きにくい内側から、乾かしてしまうのがベストです!
表面から乾かすより内側から乾かしたほうが風も通りやすくなり、表面も乾きやすくなります。
髪の毛が長い方なら時間にして1~2分は縮みます!
ボブくらいの長さがあれば基本、乾きにくくなるので内側から乾かしていきましょう。
美容師さんの乾かし方をみてみると、基本、内側から乾かしています。
そのほうが乾くのも早いし、ハンドブローもしやすく、髪の毛がキレイに乾きます。
美容師さんも、ただ乾かしてる訳ではないんですね!
私も昔は髪の表面から乾かしていたのですが、内側が全く乾かなく、時間が余計にかかるばかりでした。
そんな時先輩から、もっと早く髪の毛が乾く方法を教えてもらい、実践した時、とても早く乾くようになったのです!
それが上記の乾かし方です↑
早く乾きますし、髪の毛のまとまり方も変わったんですね!
髪の毛の乾かし方一つでこんなに変わるのなら取り入れないてはありません。
早い乾かし方でご説明しましたが、ドライヤー1つで髪の毛をサラサラにすることもできます!
こちらの記事に記載してますので、ぜひ参考にしてみてください★
髪が切れて伸びないのはなぜ?サラツヤストレートを手に入れる方法。
髪の毛を早く乾かすための神器!
髪の毛をもっと早く乾かす方法として、2つの神器を紹介したいと思います!
1つめは、ダイソーで販売している、「速乾!ヘアドライ手袋」
この商品は、マイクロファイバーでできていて、吸水力に優れているんです!
この手袋をはめて髪の毛を乾かすことで、手袋が水分を吸収しながら乾かしてくれるので、もう、とても早い!
髪の短い私でも、2〜3分は時間が縮まりました。
髪が長い人ならもっと縮まるかもしれません( ´ ▽ ` )!
使い方は、手袋をはめて、髪の毛の水分を取るように、握りながら乾かしていきます。
ある程度水分が取れたらいつも通りの手順で、手袋をはめたまま指を通していきます。
水分をとりながら乾かしていくので、とっても時間短縮です♪
ダイソーで見つけたらぜひ使ってみましょう!
2つめは、WETのEPICクイックドライブラシ。
アメリカで発売された商品で、髪の毛を乾かしながら使うことで、
いつもの時間の30%早く乾かすことができます!
10分以上乾かす方なら、3分も早く乾かすことができるんです!
髪が長い方にオススメですよ★
しかもこのブラシ!
濡れて絡まっている状態の髪に使うと、引っかかることなく、スーッととかせちゃうんです!
髪の毛が長くて、絡まりやすかったり、エクステをつけてる方にも安心して使えます!
実際私がいたお店では、エクステを扱っていたのですが、エクステをカラーしてシャンプーした後に、このブラシを使うことで、キレイに髪の毛をとかすことができました!
エクステは乾くのがとても時間がかかるのですが、このブラシを使って乾かしたことで、いつもよりも早く乾きました。
髪の毛が長いお客様やエクステをつけているお客様にとても喜んでもらえ、購入されるお客様がとても多かったです。
ピン先も柔らかいので、頭皮マッサージとして使え、とっても気持ちいいんです!
多機能的でとても便利!
まさに髪を早く乾かす神器にふさわしい逸品ですね!
クイックドライブラシは、美容室や、アマゾン、東急ハンズでも購入することができます。
今はワンサイズ小さいものも出ていますので、使いやすい方をチョイスしてみてください。
お値段は2000〜3000円ほどで購入できます。
髪が長い方、エクステをつけている方、ぜひお試しくださいね★
10分以上縮ませたいならドライヤーを変える!
私髪の毛乾かすのに、20分以上かかるよ・・・
もっと早く乾かす方法はないの?
と、思っているそこのあなた。
そうしたら最終手段です!
ドライヤーを変えましょう!
今世間はドライヤーブーム。次々と新しいドライヤーが開発されています!
そこで、最新の早く乾かすだけでなく、多機能に渡る、オススメのドライヤーをご紹介したいと思います!
復元ドライヤー
普通ドライヤーというのは、風と熱風で、乾かしています。
そのため、熱で髪を乾かしているので多少、熱ダメージが出てしまいます。
この復元ドライヤーは、遠赤外線の一種、育成光線が出ており、髪の毛の中の水分に振動を起こすことができるのです。
この育成光線は、体や顔に当てることで、むくみをとることができたり、引き締めたりすることもできます。
もうドライヤーの域をこえていますね!
育成光線は、温熱効果もあるので血行を促し、髪の毛には、水分を保ちながら髪の毛をツヤツヤにしていきます。
そして、1番すごいのは、今までの半分の時間で髪が乾かせるということ!
育成光線によって、髪の毛の水分にアプローチし、振動を与え、従来のドライヤーと違い、熱で髪を乾かしません。
振動によって水分を細かくし、風で飛ばしていく。
そのため乾く時間が、大幅に短縮されるのです!
私はこのドライヤーが発売された時、「革命だ!」と本気で思いました。
お客様に使った時も乾く時間が本当に早い!
正直ドライヤーを変えただけでこんなに作業効率が上がるのか!
と、驚いたほど。
しかもほとんど熱で乾かしていないので、髪の毛に潤いが詰まって、ぷるんぷるんのツヤツヤ!
もうこれは革命です。
しかも髪を乾かしながら、育成光線で顔や体のむくみまで取れてしまう。
しかも乾かす時間も今までの半分!
こんなにすごいドライヤー今まで見たことありません!
髪を乾かす時間が10分以上かかる方はぜひ使って欲しいドライヤーです!髪の毛もツヤツヤになるし、一石二鳥!
ただちょっとネックなのは、音がすごい・・・笑
普通のドライヤーと違った音がするのですが、
「ブオォオオオオオオーーー−ーーッッッッ!!!!!!!」
と地鳴りのような音がします・・・笑
まぁでも!それ以外の機能は言うことなしなので私はこれを使っています!
ぜひ乾かす時間に悩んでる方は使ってみてくださいね!
まとめ
髪を早く乾かす方法いかがでしたでしょうか?
乾かし方から、いろいろな道具をご紹介させていただきました。
身近で購入できるものもありますので、ぜひお試しくださいね!
これで皆さんの乾かす時間が少しでも短くなればと思います!
快適なヘアーライフを送りましょう★